> 現代音楽、ジャズ、ロック、アバンギャルド、
> テクノ、僕には違いが全くわからなくなってきました。
> それぞれのジャンルの中にもさらにジャンルみたいな物が
> あって、もう頭が混乱です。そろそろジャンルはジャンル
> として成り立たない時代になってきているのでしょうか?
そもそも、ジャンルというのは、音楽を分類するためのものではなく、
ディスクという商品を店のどの棚に並べるかのためのものなのでは?
> ジャンル分けは本来、合理化の上に成りったった物と解釈して
> いますが、僕にとってたいして意味があるとは思えません。
というわけで、*商品価値*とは別なものを追求している音楽を
愛する人にとっては、もともと意味がないのは当然だと思います。
> さらに、ジャンルどころか同じ音楽家の作品でもだめなものと
> 良い物があったりして、もう終わりですね。
それは当たり前なのでは?「典型的なロック」や
「典型的なジャズ」の音楽家だってそうでしょ?
> 確かにロックを聴きたい人がCD買って演歌だった、
> これはいやでしょうが。
ただ、「ロックならなんでもいい」って人はいるのかなあ?
やっぱり、自分の好きなバンドのディスクを買うのでは?
> それに、レーベルがノージャンルとして売り出す
> 事はかなり難しいと聞きます(倒産する)。
それは、《レコード屋が置いてくれない》からでしょう。
一応、私の言っていることに矛盾はないと思います。
> ジャンル意外で良い音楽をみつけるための方法はありませんか?
> レーベルというのが僕にとって今まで最高の手段だったんですが、
> それでもはずれが結構あります。
「好きな音楽家が選んだ共演者をイモヅル式にたどっていく」というのは
どうでしょうか。私は、フリーミュージックに関しては、ジョン・ゾーン
を起点に、そうやって探していきました。外れはそれほど多くなかったと
思います。ダメな人は共演した時のプレイもダメですから。
> もしくはお勧めレーベルを教えてください、ジャンルは問いません
いわゆる《現代音楽》に関しては、フランスのmontaigneとACCORDの
打率は、かなり高いのではないでしょうか。