創作の目的

投稿者:芦田直之
投稿日:97年9月01日 16時33分47秒
リモートホスト情報:wwwcache.hongo.ecc.u-tokyo.ac.jp

(内容)

前衛芸術一般に関心のない人に言いたいことですが、思考の共有が容易で
ないからといって、すぐ背を向けるのはもったいないと思います。

これを知人に言ったら、

「たしかにそう思います、でもやっぱりこれが難しいのは、彼らはそういうも
のを芸術に求めていないからだと思います。芸術に対する考え方・アプローチ
が違うんですよ、きっと。」

という返事がかえってきて、なるほどと思ったのですが、ほんとにこのまま見
過ごしてでいいことなのでしょうか。いつまでも「わかる人だけがわかってい
れば」いいのでしょうか。

創作の目的って何なんでしょうか。僕は人に何かを与えることができるからだ
と信じてきました。ほんとうにいいものは時間と空間を越えて多くの人々の共
感を得ていく。少しの人にしか共感を与えられないとしたら‥‥

芸術家は認められるために芸術を生み出しているのではないことはうすうすわ
かっています。共感を得ることと、作者が何かを芸術に託すということはどの
ように両立するのでしょうか? 音楽に託したものはどのようにして自己満足
や一人よがりに転じてしまうのでしょうか?ほんとうにいいものとはとはいっ
たい‥‥?

こういうことに関わる書物を教えてください。



コメント



コメントの投稿

名前:
メールアドレス:

題名:

内容:

参照ページURL:
参照ページの題名:
参照画像URL:


[ 記事一覧 ]