MIYAKI, Asako 宮木朝子 (works)

タイトルtitleyearmin.instruments備考解説
DUODUO198911Fl.,P.
聖なる門Sait Gate199012Sop.,female-Chor.,chamber-Orch
エコラリー2Echoraly2199112Sop.,2Vl.,Cl.
AREAAREA1992103Perc.,Picc.,Cel.,Tp.
リトクロノスLithokronos1994102Fl.,Cemb.
エコラリー3Echoraly3-CELAN fragment199420電子変調されたSop.soloによるテープ
Enact voicesEnact voices199510女声/サンプリング音
SkiddingSkidding199614電子変調された声、サンプリング音、etc.(video dance)
Stirrings Still?Stirrings Still?199613電子変調されたSolo-Vl.によるhard disk作品
EAU ROUGE (Documenta-rhythm1/1997DEC.)EAU ROUGE (Documenta-rhythm1/1997DEC.)199711電子変調されたSAX,CL.によるharddisk作品
COLD PASSION (Documenta-rhythm2/1998MAY.)COLD PASSION (Documenta-rhythm2/1998MAY.)1998125人のvocalistと電子変調された声によるharddisk作品
MELTING DAYS (Documenta-rhythm3/1998SEP.)MELTING DAYS (Documenta-rhythm3/1998SEP.)1998 10VIDEO映像を伴うharddisk作品
Boundary Air- 境界-Boundary Air199925Video-Installation,Sop.,Sampler
Electrancel,Who?Electrancel,Who?199925Harddisk recorded piece-"Phonetic cinema"
LOST SONGLOST SONG19998Guit.,P.
失われし時の海EL Mar del tiempo perdido20017Vl.
Pas de deuxPas de deux20017Md., Guit.
Sweeter than..Sweeter than..200110Sound installation, Videovideo: A.Kaneko
Still voiceStill voice200110sampling-sound,Narr.,Solo-sop.,Live-electronics
朝の煙は祈りと共に天に昇るThe morning mist rises toward heaven200111female-cho.
YUTA-MEDIUMYUTA-MEDIUM20027Acousmatique (musique concret)Sudio 116 Ina-GRM(paris)にて制作
見出された青Found Blue200310video-installation, digital-pn.video:A.Kaneko
YUTA-DISTORTIONYUTA-DISTORTION20039orch.,electronic-sound,video-imagevideo:A.Kaneko
南海のオルフェウス-巡礼野外劇のための音楽orfeu in OKIERABU2003ca.120sound-installation for the open-air playsound installation in the factory of sake brewing and in the cave
響歌(ひびきうた)HIBIKI-UTA20037pfCD: MA Records(MAJ501)
Compostela-for Trumpet and αCompostela-for Trumpet and alfa200415Tp., Live-electronics空間演出(光/映像): Y.Chida
Orfeu mixOrfeu mix200414ele-organ, ele-guitar, ele-soundele-guit.Junya Oikawa
Double AbsenceDouble Absence200425ele-sound, video image, (dance)video: Akihiko Kaneko
Lithokronos2Lithokronos220059AcousmatiqueCCMC2005/16chアクースモニウム
Music for Astronomical Music theatre-1Music for Astronomical Music theatre-1200520ele-sound国立天文台4次元デジタル宇宙シアター/vo:M.Aikou,vl:S.Nakayama,ele-guit.J.Oikawa
Lithokronos3Lithokronos320059AcousmatiqueFUTURA /CCMC2005/22chアクースモニウム
Dubhlinnの瞳(original)Eyes of Dubhlinn for sound installation200540sound installation於・奄美大島徳之島崎原闘牛場/text:Ryuta Imafuku,dance:Tatsuya Nakamura
Dubhlinnの瞳(mix)Eyes of Dubhlinn for sound installation20057AcousmatiqueCCMC2005/22chアクースモニウム
music for ” The 4D2U Voyage through Space ”music for "The 4D2U Voyage through Space"20068ele-sound4次元デジタル宇宙プロジェクト イミロア天文センター(ハワイ島)
ナターシャ・フォン・ブラウンNatacha Von Braun200618Sop., Live-electronicsプレアヴァNo1公演(於・Uplink)
Colorless gardenColourless garden20067Acousmatique
Sound Installation for Ya-YaSound Installation for Ya-Ya2006ca.40sound installation for dance奄美大島ヤーヤ遺跡にて野外サウンドインスタレーション&パフォーマンス
明るい部屋にてdans la chambre claire20067Acousmatique電子音楽協会定期演奏会12chアクースモニウム/Audio Art Circus2006アクースモニウム
Music for "The Formation of a Spiral Galaxy"20072篳篥,vn,ele-guit,electronic soundSIGGRAPH 2007(米・サンディエゴ) エレクトロニック・シアター入選作品/国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト制作映像のための音楽2007/8/5~2007/8/9 まで、アメリカのサンディエゴで開催された、世界最大のコンピュータグラフィックスの祭典 SIGGRAPH (シーグラフ) のエレクトロニック・シアターにおいて入選作として上映。

エレクトロニック・シアター入選作品の紹介ページ http://www.siggraph.org/s2007/attendees/caf/et.html
関連記事:国立天文台アストロトピックス(315)
http://www.nao.ac.jp/nao_topics/data/000315.html

なお今回入選した映像は、下記のページからストリーミング形式でご覧頂く事が出来ます。
http://4d2u.nao.ac.jp/t/var/download/index.php?id=spiral2
「渦巻き銀河の形成ver.3」(「SIGGRAPH 2007上映版」を選択して下さい)
Music for "Cosmic view"200710篳篥,electronic sound国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト制作映像のための音楽現代版”Powers of Ten "として、4D2Uプロジェクトが制作した宇宙の旅の立体映像のための音楽。現代作曲家金井勇氏の篳篥のサウンドをぜひ聴いてください。
A Resonant Vessel20079AcousmatiqueCCMC2007/アクースモニウムと6chマルチシステムにて初演「砂漠とは力にみちた場所。言葉を高めてくれ、人格を顛倒させる。砂漠とは反響(レゾナンス)の器である。」
(ル・クレジオ)「反復する分限の青空、谺を返さぬ青空」(牟田口義郎)記憶、神話、聖地、戦場、出来事の幾重にも描き込まれた磁場、A Resonant Vessel。これは記憶の中での砂漠における聴覚イマジネーションを音響化する試みである。サウンド・インスタレーションとして構想中のものを、今回アクースモニウムとマルチ・チャンネルによる空間構成として上映する。(CCMC2007初演時プログラムノートより)
Lost image20073AcousmatiqueOrb vol4 川越市立美術館アートホールイメージと言葉を失った振動による、未完の音響Esquisse。過去作品“Lithokronos3 ”のネガによるモノクロームの現像。
(Orb vol4初演時プログラムノートより)
Music for SHV200720075vo,笙,篳篥,sax,vl,drums,perc,ele-bass,pf,stringsNHK技研公開2007公開上映 Super Hi-vision(スーパーハイビジョン)と22.2ch立体音響システム2007年5月24日~27日NHK技研公開2007公開上映 Super Hi-vision(スーパーハイビジョン)と22.2ch立体音響システムのための映像音楽。

Music for Air garden2007ca.50pf,analog syn.electronic sounds山名たみえダンス公演 上演時音楽(バビロンの流れのほとりにて)
Music for Real200715electronic sounds山名たみえダンスフレグランス上演時音楽(新国立劇場小ホール)
photografia-dub mix20074Acousmatique電子音響音楽フェスティヴァルAudio Art Circus2007(大阪芸術大学実験ドーム)
Double Absence-dub mix20074Acousmatique電子音響音楽フェスティヴァルAudio Art Circus2007(大阪芸術大学実験ドーム)
Music for Astronomical Music Theatre-2200824二胡,笙,鼓,electronic sounds3D立体映像のための音楽 国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト・ドームシアター定期上映
Meteoron20089AcousmatiqueCCMC2008 アクースモニウム再生/Orb.vol5(Super deluxe)
Stella Maris20085Acousmatiqueih-plus vol.4アクースモニウム・ライブ(大阪・全興寺)
Latent echo-笙と声と電子音響のための200811Sho,Sop.,comp.,electronics現音・秋の音楽展2008 電楽?~ライヴエレクトロニクス現在形 世田谷美術館・講堂Latent image=[写]潜像(フィルムなどの乳剤膜中にある目に見えない像)。笙と声のみを素材に変換された電子音響の膜の上にあらたな音像が捕獲=露光される。多重露光された音像は空間という暗室の中で現像される。人の心の無意識の構造は、夢の中や古代神話、統合失調症の症状の中で現実化されているという。ここでは音響の物質性によって、非物質の現象である心の働き、夢の構造を顕在化させることを試みた。演奏者はごく限られた音数による発音行為を行う。リアルタイムに変調される音と、あらかじめ同じ発音行為を変換させた電子音響の空間的配置と組み合わせの変化により、空間は複数の異なる時空の場(site)へと変遷してゆく。
Evangelium-for saxophone solo and electronics200910tenor saxophone and electronics現代の音楽展2009 サクソフォーンフェスタにて初演/国立天文台4D2Uドームシアターにて再演/Virtual Resonance-sound image for 4D2U(CD/DVD)収録
opera acousma I -opera darkroom-201129AcousmatiqueFAF(富士電子音響芸術祭)2011初演/AAC(Audio Art Circus)2011、MOMAS空間ライブにてダイジェスト上演0 序曲- ある天使の想い出に(As a memory of an angel)2’27”
? 存在の耐えられない眼差し(The unbearable glance of being)4’08
? オルゴールと天使(A music box and an angel)2’07
? ささやきの永遠に残る部屋(in the room, a whispering remain forever)3’21”
? ハルモニア(Harmonia)4’20”
? 不在の身体のアシッドダンス(Acid Dance of a body as absence)6’44
? 潜像の谺(Latent Echo)6’40
acousma= みることなしに聴くこと、あるいは、非言語の奇妙な音が聞こえる聴覚の
錯覚。要素幻聴。幻音。気配とまなざしを空間化する。不在の身体とまなざしの気配
を音(響)で顕わすこころみ。音響空間を潜像の現像の場所に喩え、音像を重ねてゆ
く。オペラの登場人物たちは気配と言語の痕跡として顕われ、消えてゆく。
<登場人物>気配としてとらえられる、空間に現れる人物たち。 
a. 痕跡と化したテレーザとサビーナ(過去・記憶の象徴)
b. ” 天使”(飛翔、予兆の象徴)
c. 透明な身体を持った” まなざし”(ノイズ、モジュレーション、楽音、オルゴール
etc. かたちを変え、天使と痕跡の両方に関わる)(世界の象徴)
(セリフ引用元:「存在の耐えられない軽さ」)
Install in Air-香りと音と光像のための201115Music Box,Acousmatique,videoJSEM(日本電子音楽協会)16thElectroacoustic Live2011初演/CCMC(Contemporary Computer Music Concert)2012アクースモニウムによる再演「音とは記憶の匂いを持った空気の流れ」- あるときそんな言葉が浮かんだ。香りは一瞬にして過去の記憶を呼び覚ます。その時の感覚に似たものを、ある音響に感じたのだ。記憶、さらには原体験を呼び覚ましたい、そんな願望を漠然と抱いていた。知らずに求めているものは、光、音、香り、だった。それらは現象として、空間のなかに記憶を誘発する層をつくりだす。その層のなかに身をおくとき、3 つの知覚はわかちがたく溶け合った。やがて記憶は、体験したことのない光景をなつかしく描きだす。予兆への変換。
視覚  光の像としての映像=記憶と強く結びついた、光-景を投影。
聴覚  オルゴールの生の音/オルゴールの音を中心に電子的に編成された音響を空間投影
嗅覚  トップノート、ミドルノート、ラストノートといった、揮発時間の異なるエッセンシャルオイルをブレンドし、時間的に変化する空気の層をつくる。
時間と空間の体験を共有する3 つの知覚。音楽素材の堆積と消滅、香り素材の堆積と消滅。そのとき、記憶と感覚のなにかが見出されていくのか?
オブジェ制作:小阪 淳  映像:宮木 朝子
木霊の島-多重露光写真とマルチトラック音像による20109video acousmaMusicacoutica inBeijing2010初演/Media Project vol.9,AAC2010,CCMC2011ステレオヴァージョン再演’木霊の島’は野外で録音された具体音と多重露光写真を元にした映像による作品である。音素材は、日本の南に位置する奄美大島とハワイ島で録音されたものと、これらの島をめぐるテキストの声素材で構成される。空間的性格のちがい,音響的な遠近感がこの作品の中では重視され、これらの音響はコンピュータによって変調される。こうした素材を”音像と映像の多重露光’をコンセプトに空間にプロジェクションし、群島世界のイマジネーションを再構築する。そのことにより島の霊性とメディウム(媒介物ー霊性とコンポジションの両面における)との関係性を追求する。
写真・動画撮影  濱田康作  写真・映像編集  宮木朝子
残像の庭・断章20127AcousmatiqueCCMC2012 アクースモニウム初演ヴァオリンソロのために作曲中の<<残像の庭>>の録音素材を元にacousmatique-electronicaの断章として制作。実在しない庭の霊的な空間イメージを、ゆるやかな時間のただよいとして表現している。そこは瞬間瞬間に生み出された音像と空間の気配が、残像としてたたみこまれて、よぎっては失われる場所。砂の擦れ合う音を変換していくと、やがてそれは雨音のように響きだした。”時“は砂の紋様にうつりこみ、たゆたう。その響きは、奄美大島西古見の集落にある廃校の体育館のアンビエンス、スチールボールの旋回する音と共に、ヴァイオリンの行き先をもたぬ音像の中へ吸いこまれてゆく。
Time on film I20137AcousmatiqueCCMC(contemporary computer music concert)2013 アクースモニウム初演Film=膜 「光の情報を記録する感光材料であり、現像されることにより記録媒体となる」。空間内のみえない膜の上に存在する音の潜像と、共に伸び縮みする時間をイメージした音響エスキース。線としての時間でも円環としての時間でもなく、膜の上の時間。音の素材:オルゴール,声 他
Music for Shadow Rays201312Acousmatique(nature sounds,vocal,water sounds etc.)感覚ミュージアム常設インスタレーション"Shadow Rays"(空間・映像 奥村理絵)のための音楽一面の白玉石が敷き詰められた床に、架空の架構体が落とす影の映像が投影されています。古来、影は目には見えない異界がこの世との境界にその片鱗を見せるものとして表現されてきました。床面は時に水面となり、異界との境界面となります。
この場所の緯度(北緯38.657度)・経度(東経140.871度)での太陽の動きとともに変化していく影の映像と、春・夏・秋・冬をイメージさせるような音を重ねて四季を通じた時間の経過を表現するサウンドから、今この空間と同時に存在する目には見えない架空の世界の時間と空間の時空旅行を楽しんでください。
波打ち際に、世界の縁が静かに打ち寄せている201010AcousmatiqueCCMC2010アクースモニウム初演
Deep Resonance20099AcousmatiqueVirtual Resonance-sound image for 4D2U(Te Pito Records/tepito-001収録)4次元デジタル宇宙プロジェクトドームシアター上映用の音楽をベースにしたアクースマティック作品
Resonant Light200911AcousmatiqueVirtual Resonance-sound image for 4D2U(Te Pito Records/tepito-001収録)4次元デジタル宇宙プロジェクトドームシアター上映用の音楽をベースにしたアクースマティック作品
Granular Time200911AcousmatiqueVirtual Resonance-sound image for 4D2U(Te Pito Records/tepito-001収録)4次元デジタル宇宙プロジェクトドームシアター上映用の音楽をベースにしたアクースマティック作品
水・光・景 Water-light-scape20093AcousmatiqueVirtual Resonance-sound image for 4D2U(Te Pito Records/tepito-001収録)4次元デジタル宇宙プロジェクトドームシアター会場内音楽をベースにしたアクースマティック作品
夏揺光 Waving Light in Summer20094AcousmatiqueVirtual Resonance-sound image for 4D2U(Te Pito Records/tepito-001収録)4次元デジタル宇宙プロジェクトドームシアター会場内音楽をベースにしたアクースマティック作品