KINOSHITA, Masamichi 木下正道 (info)

Profile

1969年2月4日、福井県大野市生まれ。小学校4年の時、学校内の鼓笛隊に入り、中太鼓を叩く。中学生の時は吹奏楽部でホルンを吹く。中学3年生のときシンセサイザーを買ってもらい、それらの仕組みを独修して、ハードロックバンド等で演奏を始める。高校生の時は吹奏楽とハードロック/ヘビーメタルバンドで活動する。また14歳頃から独学で作曲を始める。その後、東京学芸大学で音楽を学ぶ。ピアノや声楽をかなり必死に勉強する。またフリージャズや集団即興も試みる。同じ頃、知人の紹介で知り合った『ギタリスト』日置寿士氏と「S.D.」を結成、アメリカ実験音楽に範を求めた即興演奏を始めるが、ライヒの「ケイヴ」を体験したことをきっかけにお笑いバンドへと転向し、またそこでの思考は現在の様々な局面における対応の基盤技術となる。その他、鍵盤ハーモニカ演奏家のしばてつ氏や、電子楽器制作/演奏家の米本実氏などとも共同制作する。2001年度武満徹作曲賞選外佳作(審査員=オリバー・ナッセン)、平成14年度文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作、2003年度現音作曲新人賞入選。武生国際音楽祭をはじめ、いくつかの団体、個人から委嘱を受けての作曲活動の他、今後は自主企画による様々な演奏会シリーズも手がけていく予定。また、電気音によるライブ演奏も精力的に継続している。
2007年4月より自由音楽学園 にて講議する(楽式論、和声学など)。