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投稿者 トピック
kametaro
投稿日時: 2007-11-27 15:38
新米
登録日: 2007-11-27
居住地:
投稿: 7
ブソッティ来日のおしらせ
すっかりご無沙汰しております。杉山です。

来年1月に本当に久しぶりにブソッティがミラノのMdi Ensemble Milanoと一緒に来日します。それに日本人のすばらしい演奏家のみなさんも参加してくださり、ちょっとしたブソッティ週間が催されます。桐朋学園大学や明治学院大学、イタリア文化会館などで、彼のきさくで楽しい人柄にぜひ直にふれていただきたいと思います。ブソッティさん自身もピアノを弾いて、子守唄を歌ってくれますし、彼の楽譜やデザイン画の展覧会も催されます。さて、いったいどういうことになりますか。ぜひこの機会をお見逃しなく!


●シルヴァーノ・ブソッティを迎えて(ブソッティ声楽曲の夕べ)1月10日(木)18:30〜/明治学院大学白金校舎アートホール/\無料【演】シルヴァーノ・ブソッティ(話)、吉川真澄(sop)、太田真紀(sop)、尾崎かをり(alt)、柿本竜二郎(ten)、大貫浩史(ten)、松平敬(bar)、藤井大輔(bs)、杉山洋一(cond)【曲】ブソッティ/「5つのイタリアの断章」より、第1曲「首たちは耳を澄ましている」、第3曲「愛の曲がり角」(1968)、第5曲「ラーラ再び」(1968)、観念的バレー「涙」(1978)、スペイン民謡による五声の怪奇な「焼き炭売り」(1957)【?】yoichi@tiscali.it

●シルヴァーノ・ブソッティ図形楽譜・スケッチ展1月11日(金)〜1月16日(水)10:00〜13:00/14:00〜18:00(1月11日と16日は20:30まで)/イタリア文化会館B2Fホワイエ/\無料【?】イタリア文化会館03-3264-6032

●現代イタリア・若手作曲家の夕べ1月11日(金)18:30〜/イタリア文化会館アニェッリ・ホール/\無料【演】MdiEnsemble Milano、ソニア・フォルメンティ(fl)、パオロ・カジラーギ(cl)、アレッサンドロ・ドルチ(pf)、カルロッタ・コンラード(vln)、パオロ・フマガッリ(vla)、ジョルジョ・カザーティ(vlc)、杉山洋一(cond)【曲】ステファノ・ジェルヴァゾーニ/An、エマヌエレ・カザーレ/"5"、ジョルジョ・ネッティ/シレーヌの復活、カルロ・フォルリヴェジ/Rosenleben、ファウスト・ロミテッリ/時間の砂【?】イタリア文化会館03-3264-6032

●桐朋学園ブソッティウェルカム・コンサート1月12日(土)19:00〜/桐朋学園大学音楽学部333教室(新館3F)/一般聴講料\3000(30名限定)【演】黒田亜樹(pf)、中川俊郎(pf)、安江佐和子(perc)、新垣隆(spinetta)、桐朋学園演奏科生【曲】ブソッティ/「ブリランテ(Brillante)」20世紀風にダンサーを伴奏する,フルコンサート・ピアノのための(1975)、「7つの2枚折絵」より「心(Coeur)」打楽器のための(1959)、「小さなお話(Novelletta)」ピアノのための(1962-73)、「大理石(Marbre)」11弦楽器とスピネッタのための(1967)【券】なし【券】03-3307-4113(1月11日迄)【?】laqueu@nona.dti.ne.jp

●ブソッティ作曲公開レッスン1月13日(日)14:00〜/桐朋学園大学音楽学部203教室(新館2F)/一般聴講料\3000(30名限定)【演】シルヴァーノ・ブソッティ(講師)、杉山洋一(通訳)、桐朋学園作曲科生【券】03-3307-4113(1月11日迄)【?】laqueu@nona.dti.ne.jp

●ブソッティ/ザンカナーロによる図形楽譜「自動トーノ(Autotono)」演奏の公開ワークショップ第1回1月13日(日)17:30〜/桐朋学園大学音楽学部203教室(新館2F)/一般聴講料\3000(30名限定)【演】Mdi Ensemble Milano、ソニア・フォルメンティ(fl)、パオロ・カジラーギ(cl)、アレッサンドロ・ドルチ(pf)、カルロッタ・コンラード(vln)、パオロ・フマガッリ(vla)、ジョルジョ・カザーティ(vlc)、桐朋学園大学演奏科生、シルヴァーノ・ブソッティ【曲】ブソッティ/トーノ・ザンカナーロ/「自動トーノ(Autotono)」芸術家の人生のため,白黒で印刷された7枚と7枚の4手による,遊び(舞台で踊られる演奏会のように)(1977)【券】03-3307-4113(1月11日迄)【?】laqueu@nona.dti.ne.jp

●シルヴァーノ・ブッソッティ・桐朋学園ポートレートコンサート1月13日(日)19:30〜/桐朋学園大学音楽学部203教室(新館2F)/一般聴講料\3000(30名限定)【演】Mdi Ensemble Milano、ソニア・フォルメンティ(fl)、パオロ・カジラーギ(cl)、アレッサンドロ・ドルチ(pf)、カルロッタ・コンラード(vln)、パオロ・フマガッリ(vla)、ジョルジョ・カザーティ(vlc)、シルヴァーノ・ブソッティ(声、pf)【曲】ブソッティ/「3人の愛人の踊り(Three Lover's Ballet)」ヴァイオリン,チェロとピアノのための(1978)、バレー「ファイドラ/ヘリオガバルス」より「きたない裸(Brutto ignudo)」バス・クラリネットのための(1980)、「3人のフレーズ(Phrase a Trois)」弦楽三重奏のための(1959/1960)、プッチーニ/ブソッティ/子守唄「そして小鳥さんは(E l'uccellino...)」声とフルート,クラリネット,ピアノ,ヴィオラのための(1980)、ブソッティ/「7つの二枚折絵」より「一対(Couple)」フルートとピアノのための(1959)、「ステファノへの111のタッチ…(111Tocchi a Stefano)」ピアノのための(1997)、「サドによる受難劇より"ソロ")」(Solo from Passion Selon Sade)」フルート,クラリネット,弦楽三重奏,ピアノのための【券】03-3307-4113(1月11日迄)【?】laqueu@nona.dti.ne.jp

●ブソッティ/ザンカナーロによる図形楽譜「自動トーノ(Autotono)」演奏の公開ワークショップ第2回1月14日(月)18:00〜/桐朋学園大学音楽学部333教室(新館3F)/一般聴講料\3000(30名限定)【演】Mdi Ensemble Milano、ソニア・フォルメンティ(fl)、パオロ・カジラーギ(cl)、アレッサンドロ・ドルチ(pf)、カルロッタ・コンラード(vln)、パオロ・フマガッリ(vla)、ジョルジョ・カザーティ(vlc)、桐朋学園大学演奏科生、シルヴァーノ・ブソッティ【曲】ブソッティ/トーノ・ザンカナーロ/「自動トーノ(Autotono)」芸術家の人生のため,白黒で印刷された7枚と7枚の4手による,遊び(舞台で踊られる演奏会のように)(1977)【券】03-3307-4113(1月11日迄)【?】laqueu@nona.dti.ne.jp

●Mdi Ensemble Milano演奏会1月14日(月)19:30〜/桐朋学園大学音楽学部333教室(新館3F)/一般聴講料\3000(30名限定)【演】Mdi Ensemble Milano、ソニア・フォルメンティ(fl)、パオロ・カジラーギ(cl)、アレッサンドロ・ドルチ(pf)、カルロッタ・コンラード(vln)、パオロ・フマガッリ(vla)、ジョルジョ・カザーティ(vlc)、杉山洋一(cond)【曲】ステファノ・ジェルヴァゾーニ/An、杉山洋一/喜遊曲I、ガブリエレ・マンカ/何も進まぬ(Rien va)、三善晃/オマージュ、ファウスト・ロミテッリ/時間の砂(La Sabbia del Tempo)【券】03-3307-4113(1月11日迄)【?】laqueu@nona.dti.ne.jp

●シルヴァーノ・ブソッティ自作を語る1月16日(水)16:30〜/イタリア文化会館アニェッリホール/\無料【演】シルヴァーノ・ブソッティ(話)、杉山洋一(通訳)【?】イタリア文化会館03-3264-6032

●シルヴァーノ・ブッソッティ・ポートレートコンサート1月16日(水)18:30〜/イタリア文化会館アニェッリ・ホール/\無料【演】Mdi Ensemble Milano、ソニア・フォルメンティ(fl)、パオロ・カジラーギ(cl)、アレッサンドロ・ドルチ(pf)、カルロッタ・コンラード(vln)、パオロ・フマガッリ(vla)、ジョルジョ・カザーティ(vlc)、桐朋学園大学演奏科生【曲】ブソッティ/3人のフレーズ(Phrase a Trois)弦楽三重奏のための(1959/1960)、バレー「ファイドラ/ヘリオガバルス」より「きたない裸(Brutto ignudo)」バス・クラリネットのための(1980)、バレー「ファイドラ/ヘリオガバルス」より「横たわる裸体(Nudo disteso)」ヴィオラのためのカデンツァ(1980)、「7つの二枚折絵」より「一対(Couple)」フルートとピアノのための(1959)、「7つの二枚折絵」より「3人で(Per Tre)」ピアニストと二人のアシスタントのための(1959)、「友人のための音楽(Musica per amici)」ピアノのための(1957-1971)、ブソッティ/トーノ・ザンカナーロ/「自動トーノ(Autotono)」芸術家の人生のため,白黒で印刷された7枚と7枚の4手による遊び(舞台で踊られる演奏会のように)(1977)【?】イタリア文化会館03-3264-6032
kametaro
投稿日時: 2007-12-6 6:38
新米
登録日: 2007-11-27
居住地:
投稿: 7
Re: ブソッティ来日のおしらせ
今回桐朋でワークショップをして、イタリア文化会館で演奏される「自動トーノ」は、ブソッティが下絵を描いた上に、ブソッティの実のおじさんで画家のトーノ・ザンカナーロが絵を描いた図形楽譜です。興味のあるかたは以下のリンクをのぞいてみてください。

http://www.tono.com/mstr4man.htm

杉山
kametaro
投稿日時: 2007-12-7 21:49
新米
登録日: 2007-11-27
居住地:
投稿: 7
Re: ブソッティ来日のおしらせ
C'è musica e musicaという、1972年にべリオが製作した音楽啓蒙番組を偶然インターネットで見つけました。キャシーバーベリアンと声の可能性について話している回で、若き日のブソッティが8分くらいのところからインタビューを受けています。今としゃべり方は同じですが若いです。雰囲気がなかなかそれっぽくていいので、興味のある方はどうぞ。今のブソッティさんとを見比べるのはなかなか楽しいと思いますよ。

ブソッティさん、あなたは現代音楽と聴衆とのギャップは存在すると思いますか?いやまったくそうは思いませんね。

あなたの好きな劇作家は?たくさんいます。うーん、相当範囲が広くてどう答えてよいか。。。まあサドは特に好きですね。

好きな音楽家は?マーラーです。

あなたにとって、声と現実の生活とをつなぐ麻薬は?キャシーバーベリアンです。。。というやりとり。

別の回を探すと、若き日のドナトー二やらいろいろと出演していて、初めてテレビで見たときに興奮した覚えがあります。いつまでこれが残っているかわかりませんが、とりあえずブソッティ好きの方のためにお知らせまで。僕らより一世代上の音楽家たちが、子供のころにこぞってみた有名な音楽啓蒙番組でした。http://es.youtube.com/watch?v=yxlC8oNpAx4&feature=related
kametaro
投稿日時: 2007-12-13 15:11
新米
登録日: 2007-11-27
居住地:
投稿: 7
Re: ブソッティ来日のおしらせ
ブソッティ好きの人ならきっとご存知だと思いますが、彼と長らく一緒に暮らしている、バレリーノのロッコ・クワイアさんも一緒に訪日します。楽譜の表紙や絵、写真など、さまざまに登場していますね。

1月10日に明治学院大学で演奏するマドリガルの歌詞が細分化していて、所々意味が分からない、オリジナルがどこかにあるかな、と聞きましたら、昨日ロッコからメールが届いて、「実はシルヴァーノは”マドリガル”と呼ぶのが大嫌いでね。なぜかと言うと長くなるのでやめておくけど、これらのテキストのもとをたどってゆくと、一冊小説がかけてしまうんだ。ルネッサンスからロマン主義まで、遠い過去から、未知の未来まで、作者自身が告白不可能なテキストが、一緒になっているんだ。だから、テキストを翻訳するのは理不尽なんだよ。何より音楽から遠ざかってしまうのがいけない」
日本に言ってちゃんと通訳出来るんだろうか、と不安になりつつ、この分かるような、分からないような話を読んでいると、ブソッティぽくてワクワクしてきますね!ちなみに10日の明治学院大学での演奏会は無料です。どうぞお気軽にいらしてください。

シルヴァーノとロッコの食事は何かリクエストがありますか?と聞いたら、「ベジタリアンなんだ。でも魚は食べられるから日本では問題ないよ」。こういう感じです。

さて、桐朋学園のホームページにPDFで今回のプロジェクト全体が掲載されています。演奏者の経歴とか、場所の地図など、ご興味のあるかたは参考になさってください。桐朋でワークショップをする「自動トーノ」、何度か練習や本番に立ち会っていますが、素晴らしいです。ここまでの図形楽譜というのは演奏したことはありませんでしたが、目から鱗が落ちました。是非聴きにきてください!

http://www.tohomusic.ac.jp/collegeSite/Bussotti.pdf
kametaro
投稿日時: 2007-12-20 17:44
新米
登録日: 2007-11-27
居住地:
投稿: 7
Re: ブソッティ来日のおしらせ
1月10日明治学院大学でのブソッティ声楽曲演奏会、それに1月15日にブソッティと一緒に訪日するMDI Ens. Milanoによる望月京作品演奏会の詳細情報は以下の通りです!15日の望月作品の演奏会もぜひ楽しみにしていてください。

http://www.meijigakuin.ac.jp/~art/news/event/

この10日の演奏会で演奏される「涙」という曲も1枚のものすごく細かく書き込まれた大きな図形楽譜で、そこに書いてある説明書きの一部はこんな感じです。

・・・この傍らの綿密なページは、各人気に入るように考えていただいてかまわない。「左から、そして下から上へ読んでゆくとすれば、書いてある数字は、12の部分から構成されているように読めるだろう・・・
・・・ただ、この作品は、まず演奏家や読み手の解釈から端を発するべきで、すぐこのように部分に分けること自身はあまり意味を成さないことに気がつくはずだ・・・
・・・誰が歌ったとしても、この作品は限りない反乱だ・・・
・・・バレーをこのラクリメで作るには、舞台セットとダンス(演出や衣装を含め)は、ここに書いてある歌詞に沿って準備される。「しかし、ここには重要な内容が隠されている。物語だ。そこでは、変装者(仮面)が、登場し、いくつか場面転換があり、突然神秘的にばっさりと遮断され、劇の時間軸を悲しげなマニエリスム的に作り上げられえた非現実性のなかに閉じ込めてしまう。悲しむところだ。たくさんの涙だ。もうどうにもたまらない」・・・

この楽譜が以前Per ventiquattro voci adulte o bianche がオリジナルで、それをもとに Voce biancaという作品を作り、その上にこの新しいlachrimaeが生まれたことも説明されています。いまのリコルディ譜の表紙はつまらないエンジの無地ですが、その昔の「なみだ」の表紙は、確かマンレイの写真みたいな、大きな涙を流す目のアップの白黒写真だった記憶があります。太田真紀さんがどんなすばらしい演奏を披露してくださるか、今からとても楽しみにしています。
kametaro
投稿日時: 2008-1-15 0:44
新米
登録日: 2007-11-27
居住地:
投稿: 7
Re: ブソッティ来日のおしらせ
毎日、ブソッティのイヴェントを熱心に聴きにきてくださっていらして下さる方、本当にどうもありがとうございます!
自動トーノ、ようやく少し方向性が見えてきました!16日は頑張ります!
さて、昨日の桐朋203教室で、ブソッティ自身によるプッチーニの「そして小鳥さんは」をお聴き逃しになった方、16日にもボーナスでぜひ歌っていただくよう、先ほどお願いしました。いや、本当にあれば見るべきものです。ぜひ、お時間のある方、いらしてください。

杉山
kametaro
投稿日時: 2008-1-17 12:29
新米
登録日: 2007-11-27
居住地:
投稿: 7
Re: ブソッティ来日のおしらせ
この一週間ブソッティ、イタリア関連のイヴェントに熱心にいらして下さった方々に、心からお礼を申し上げます。何より、僕自身がいろいろな意味で勉強させて頂きました。ブソッティさん、演奏者のみなさん、オーガナイザーのみなさん、そしてその音楽をこんなにも熱心に聴いて下さるみなさんに、心から感謝しています。本当にどうも有難うございました。杉山

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