>>> それと、空間的な音楽、例えば縦かける横の音楽とか、そういう
>>> 感じの音楽やってる人がいたら、それもお願いします
>> これは、前衛の時代に色々と試みられました。例えば、シュトック
>> ハウゼンは、分割されたオーケストラが聴衆を囲む「グルッペン」
>> や「カレー」という作品を書いたし、クセナキスは、オーケストラ
>> を聴衆の中にばらまいた「テレテクトール」や「ノモス・ガンマ」
>> という曲を書きました。彼らのテープ作品も、コンサートホールで
>> 再現する場合には、音が客席中を飛び回るように作られています。
> うーん、それは新しいとは認めません、僕の説明不足でした
とは申しましても、ここに挙げたのは30〜40年前に書かれた
作品ばかりなので、作曲当時は新しかったことは認めて下さいね。
> 空間を利用した音じゃなくてまるで空間のような音です、
ケージ「龍安寺」のhat hutから出ている録音なんていかが?
石庭の空間を強く感じさせます。もっともこの結果は、ケージ
自身のイマジネーションというよりは、色々な楽器のための版
を同時演奏することを思い付いたプロデューサーの勝利ですが。