> 現代音楽の演奏解釈についてゴルリが言った。
> ドナトーニの音楽でさえ楽譜通りに演奏する必要はない。
> 表示されている「ことば」の意味を考え、作曲者の意図を
> 汲み取ってゆく。
「作曲者の意図を汲み取る」ことは重要ですね。
ただ「楽譜通りに」といっても、楽譜だけでは意図が十分
伝わらないと言うところもある。離れたところにある音型が
実は相互に関連している、ということに気が付かない演奏家は
多いし、機械的に譜読みしているとそういうことには気づかない。
勿論、譜面に意図がうまく書かれていない場合もありうるだろうし、
そういう場合には特に作曲家と演奏家のコミュニケーションが重要
になるのでしょう。
でも個人的にはやっぱり「譜面通り」の音は出してほしいとは思う。