伊藤弘之氏の企画によるJMLセミナー・講演会のお知らせです。
◆Ignacio Baca-Lobera「自作を語る」
昨年、第17回入野賞(オーケストラ作品)を受賞したメキシコの
作曲家、イグナチオ・バカ=ロベラが、受賞作品「Tierra Incognita
(未知の領域)」の世界初演に際して来日する。コンサートに先立ち、
今回JMLでは、バカ=ロベラ氏の自作についての話を聞く会を企画した。
入野賞受賞作品を中心に、他の近作のテープによるプレゼンテーション
なども含めながら、氏の作曲の方法やその背景にある思想などに
ついての詳しい話が期待される。なお、受賞作品は、新日本フィル
ハーモニー交響楽団、第249回定期演奏会(5/6オーチャードホール、
5/8東京文化会館)にて高関健の指揮により初演される。
企画:伊藤弘之(作曲家・通訳兼務)、入野賞
日時:1997年5月3日(土・祝)15:00
場所:JMLセミナー入野義朗音楽研究所
(156 世田谷区松原5-22-2
Tel:03-3323-0646, Fax: 03-3325-5468)
参加料:無料。但し、茶菓子代、コピー代として、当日400円を申し受けます。
申し込み方法:前日までにJMLまで。
この講演会は、「JML若手芸術家との出会いシリーズ」の第6回目で、
JMLではこれまでにも鈴木治行や権代敦彦など内外の若手作曲家を招いて
レクチャーやデモンストレーションなどを行っています。
若手に限らず、中堅作曲家によるレクチャーも時々行われており(最近では
M.ピサーティーとW.ツィンマーマン)、今後はこの掲示板でも紹介して
行くつもりです。